奄美群島 見学航路日記
現在大阪府内の病院で働いている社会人看護師3年目です。
今回は休暇を利用して、奄美郡島の病院を見学したいと思い来島しました。
滞在中にできる限りの病院を予算を抑えながら見てまわりたいと思い、まず自身で計画を立てて、結の島ナースのご担当者様に相談させていただきました。
するとさらに良い行程をご提案いただき、一週間で4つの病院を見学させていただきました。
多忙な時期に訪れてしまったにも関わらず、とてもご丁寧に快くご対応いただき感謝の気持ちでいっぱいです。
それぞれの島で、実際に生活や勤務されている島ナースの方や現地の看護師の方と繋いでいただいたので、たくさんお話を聞くことが出来ました。
ネットなどの情報収集だけじゃわからない発見がたくさんあり、やはり訪れて良かったと強く実感しました。
島の文化や成り立ちがそれぞれあるように、お人柄や雰囲気や症例など島それぞれに特徴があると聞いて興味深かったです。
今回は大半が移動と見学になるため、ほとんど観光は出来ないつもりでいました。
しかし、島料理が食べられる美味しいお店を教えていただいたり、
絶景ポイントや各島の有名スポットまで案内していただいたお蔭で充実した旅となりました。
沖永良部徳洲会病院は建物が新しくて綺麗でした。
病棟のロビーからは海が広がり見晴らしが良く、クジラが見えるときがあるそうです。
この日の夜に初めて夜行貝を食べましたが、コリコリしてて美味しかったです!
島には穏やかでゆったりとした空気が流れていました。
徳之島徳洲会病院は、フェリーから眺める病院の存在感がとても大きく立派でした。
どんと構えて見守ってくれているこの病院があるから、患者さんは安心して日々生活出来るのではないかなと思いました。闘牛やトライアスロンなど活気がある島とのことで、今は冬で落ち着いていましたが、
またシーズンにその華やかな雰囲気を味わってみたいです。
名瀬徳洲会病院もとても大きく、まわりにはいろんなお店があり、都会との違いをそこまで感じなかったくらいでした。瀬戸内徳洲会病院は港町の地元に密着した病院という印象で、検診などに来ている地元の患者さんで賑わっていました。
満点の星空や絶景を目で見て、足で各地を踏みしめて、耳で波の音やお話を聞いて、鼻で磯や島料理や焼酎の匂いを感じて…
五感を使って体験すると新たな発見と喜びがたくさんありました。
離島医療に興味のある方は、私のように実際に訪れて素晴らしさを感じていただくと、また違った視点で考えられると思います。
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