はじめての離島ナースを経験して(高知県出身 看護師4年目)
私には幼い頃から発展途上国に貢献するという夢がありました。
夢の実現に向け行動する中、ある人から離島での医療活動があることを聞きました。
限られた物資の中で看護を行うことは、途上国での医療に通じる面があるいうことを教えもらい、勉強のために名瀬徳洲会病院にエントリーさせていただくことにしました。
お掃除の行き届いたお部屋は住宅手当の補助もあり、電化製品・布団まで用意していただき、快適な生活を送ることができました。
仕事面では、まだ看護師として経験が浅く、前回勤めていた職場も紙カルテであったため慣れるまでが大変でしたが、先輩方が優しく教えてくださいました。
また上司の方も、「大丈夫?」と気にかけてくださり相談もしやすく、私のペースに合わせ勤務内容を組むなど配慮してくださいました。
入職した月がコロナの影響で外出を自粛しており、家と職場の往復で正直辛いなと思ったこともあります。
しかし自粛期間終了後は、マングローブでカヌーをしたり、先輩方に海に連れて行ってもらいマリンスポーツを楽しんだりとたくさんの思い出が出来ました。
落ち込んだ時も、綺麗な夕陽や赤く染まる山や海の美しさに癒され、「また頑張ろう」と奄美の大自然から元気をもらっていました。
通りすがりの人に道を尋ねた時も、丁寧・親切に教えてくれ、島の人の温かさに何度も助けられました。また、島料理はとても美味しく、特にパパイヤの漬物にはまりました。
地元では経験出来なかったことを経験でき、人生の中のたった3ヵ月ですがとても充実した濃い期間となりました。
病院担当者、先輩方、応援ナースの方々、支えてくださった全ての方へ感謝しています。
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