与論徳洲会病院での学び(北海道出身 看護師13年目)
与論徳洲会病院で勤務をスタートして半年が経過しようとしています。
与論に来る以前は、沖縄で離島ナースとして勤務していました。
結の島を知ったのは、以前の職場で結の島ナースとして喜界島に勤務していた方からの話を聞いたのがきっかけです。
沖縄に住んでいる時に一度与論島に旅行に来たことがあり、海と星の綺麗さにとても感動した事を覚えています。
元々離島が好きで、いつか住んでみたいと思っていたのもあり応募しました。
与論徳洲会病院では療養病棟に配属となりました。
療養病棟はその名前の通り療養を主体とするため、一般病棟に比べ看護師の人数より補助者さんの人数が多いです。
入浴介助やオムツ交換・体位交換など療養生活に関する事を主体的におこなっています。
看護師の人数が少ない中、療養上の生活に関する事から医療的な処置や治療・検査もあり、お互いに声を掛け合って助け合い、サポートしてもらう事がとても多かったです。
患者さんの半数は経管栄養で、経口摂取される方も食事介助を必要としています。
当院はSTさんがいるため、嚥下機能に問題がある方は積極的に介入していただき、ポジショニングを写真に提示してもらったり、食事形態の変更や食事時の注意点などその方にあった援助を教えていただいたり検討しあい、誤嚥をさせない食事介助に取り組んでいてとても勉強になりました。
また、与論では在宅看取りの文化があり、お看取りをする場として在宅を希望するかをご家族に確認します。
そのような関わりの中で、島の方々の疾患や治療、看取りに対する考え方に関して色々考えたり、学ばさせていただく事が多かったです。
スタッフ皆さんは優しく、患者さんに対しても熱心に看護をされていてとても働きやすい職場です。
与論の言葉や習慣、島の人の優しさに触れとても良い経験になりました。
天気が良い日の病棟から見える海や、夕日がとても綺麗でとても癒されました。
自然が好きな事もあり、与論ではゆっくり過ごす事ができています。
私は原付バイクをレンタルしていました、小さな島なので行きたいと思った時にすぐに海に行く事が出来ます。
しかも海が本当に本当に綺麗です。
夕日も何も遮るものがないので、オレンジに染まっていく綺麗な景色を見る事が出来ます。
夜はどこからでも満点の星が見えます。自然が好きな方はぜひ住んでもらいたいです。
離島なので買い物のお店は限られますが、生活する分には困らないと思います。
与論島での生活は自分の人生の中でとても良い経験であり、来る事を迷われている方はぜひ来ていただけたらと思います。
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