奄美大島へ来て良かったという気持ちでいっぱい!(岐阜県出身 看護師4年目)
私は新卒で総合病院の小児科で働いていました。
業務が多忙で心身ともに疲弊してしまい、体調を崩し入院したこともありました。
このままではいけない、もっと自分を大切にしようと思い、退職したタイミングで以前から行ってみたかった奄美大島と屋久島に一人旅をしました。
今まで色んな場所を旅してきましたが、こんなに自然が壮大で人があたたかく、旅先でここに住んでみたいと思ったのは初めてでした。
旅の中で出会った方が離島ナースをしており、そこで”結の島ナース”の存在を知り、やってみたい!と直感で思いました。
転職した病院では成人看護を経験し働きやすい環境で不満はなかったのですが、「奄美に行きたい」「海の近くで生活してみたい」という気持ちは捨てられず、今後のライフプランも見据えると今しかない!と思い結の島ナースに応募しました。
私はオンライン相談は利用しませんでしたが、担当の方が不安なことは何でも相談に乗って対応下さり安心して行くことができました。
名瀬徳洲会病院では障がい者病棟で働かせていただきました。
障害者認定を受けADLが低い患者さんが多かったため、体力的に大変なこともありましたが少しづつ業務に慣れることができました。
患者さんから「あんた、内地の子でしょ」と声をかけていただけることもあり、患者さんとのコミュニケーションで島の事を知ることが多くありました。
病棟には私以外の離島ナースの方がいない時期で心細く感じることもありましたが、スタッフの皆様も暖かく受け入れてくださり、分からないことは気軽に聞くことができたり相談ができる雰囲気の中で働くことができました。
声をかけあって協力する雰囲気があり、概ね定時で業務を終えることができていました。
私の病棟では夜勤は2ヶ月目から始まり、オリエンテーションを2回してもらった後に独り立ちをしました。
夜勤は看護師2人体勢だったので、患者さんの把握やスケジュールをこなす事が大変でした。
プライベートでは、地元が大好きなので何よりもホームシックになることを心配していましたが、結の島ナースのスタッフ同士が仲良くなる機会が多くありたくさんの繋がりを持つことができました。
出会う看護師さんも楽しい方ばかりで、ここに来なければ無かったご縁がたくさんありました。
誘いがあって休日に遊びにいったり、仕事終わりにサンセットを見に行ったり食事をしたり、ホームシックになる暇がないほど楽しい時間を過ごすことができました。
また奄美にはたくさんの自然豊かな場所や様々な飲食店があるため、1人でドライブや観光も楽しめました。
期間を終えて、来てよかった!という気持ちでいっぱいです。
来る前は迷いや不安もありましたが、「居心地のいい場所から逃げ出す勇気」を持って良かったと思います。
短い間でしたが、看護師を志した頃から興味を持っていた離島医療に、奄美大島で携わることができたこの4ヶ月は、人生においてとても大きな財産になりました。
多忙な業務に追われていた頃は大切にできていなかった「患者さんに寄り添う看護」を改めて学ぶとともに、島の方の優しく暖かな心から感化されることが多くありました。
奄美での経験や思い出を胸に、この先も頑張っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
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