いつか島で働きたいという思いがあり、お知り合いの子から結の島ナースを教えてもらい応募しました。
名瀬徳洲会病院への入職まではzoomでのオンライン相談や看護部長さんとの面談を経て、地域の医療、退院支援などに興味があったので地域包括ケア病棟へ配属希望させていただきました。

入職した時期が停滞台風と重なり、雨風がすごくて出勤が大変だったり、スーパーの棚から品物が無くなったりがありましたが、病院職員食堂のご飯は毎日あったかく美味しく出てきたのと、地元のスタッフさんからは「宿舎まで送ろうか？傘は意味ないからカッパ買い。食料買いだめしとき。」など気にかけていただき乗り切ることができました。
その時は大変でしたが、早々に島の洗礼を受けられて貴重な体験だったなと思い返せます。

地域包括ケア病棟ではプライマリーとして退院支援計画書や指導書作成などがあり、また他職種とのカンファレンスを通して退院に向けての準備過程を学ばせていただきました。
初めは電子カルテの使い方から全然違ったので、慣れるまではとても時間がかかってました。
1ヶ月が経つ頃には夜勤も入りはじめましたが、スタッフの皆さんが丁寧に教えてくださり、手伝ってくださり、みんなで定時で帰ろうという雰囲気が強く心強かったです。
ほぼ定時で終われる事が魅力で、勤務が終わって天気が良ければ海岸まで行って夕日を見たり、遅出終わりに空を見たら満点の星空が見えたりと、本島に居る時の非日常がここでは日常的に味わえてとても素敵でした。

結の島ナースを通して色々な県から来られる看護師は、年齢もバラバラですがすぐに和気あいあいと打ち解けられ、一緒に海や山へ行ったり奄美群島の他の島へ旅行に行ったりと、休日もとても充実できました。　
夏は海にお祭り、冬は山にホエールウォッチング、天気が良い日は海に入ったり。温かくて過ごしやすい冬でした。
あとはスポーツもたくさんありましたし、行事ごとが多いので毎日が刺激的でした。

短期から勤務できるのは結の島ナースの魅力ですが、3ヶ月では足りないほど魅力的な島なので延長させて頂き気づけば7ヶ月が過ぎました。
本当に皆さんが温かく受け入れてくださり、とても充実した日々を送る事ができました。
ありがとうございました。