私は奈良の看護学校を卒業し、そのまま奈良の病院で4年間勤務していましたが、２０代半ばになり、新たな病院・新たな診療科も経験したいと思っていました。

奈良で勤務していた病院を辞めて、好きな旅行をしながらゆっくりした時期を過ごして、その後勤務したのは、急性期の病院です。
急性期病院はやはり忙しく、自分がしたい看護が出来ず私には合っていませんでした。

その後自然豊かな北海道の慢性期病院で勤務、その後はプライベートと仕事のバランスを取りながら応援ナースで勤務しました。
笠利病院で勤務したいと思ったきっかけは、奄美への旅行です。
奄美大島の大好きになった海、自然の魅力を感じてここで働きたいと思いました。

現在、笠利病院の療養病棟に勤務してから4ケ月になります。
今まで勤務した病院と、一番違った事は方言です。奄美の方言に苦戦しながらの毎日。
今まで色々な土地で勤務しましたが、困惑していると同時にとても興味深い事でもあります。
あと驚いたのが 100歳越えの患者様が何人もおられることでした。元気にご飯も食べられてお話もされている姿を見て、きっと奄美には長寿の秘訣があるのだと思いました。

また、今まで働いてきた病院はあまり入退院がなく患者様の入れ替わりがなかったので、
入退院のある日はまだ緊張でいっぱいの勤務を行っています。
日々先輩看護師の指導のもと働き、そして方言で話す患者様にも癒されつつ頑張っています。