充実した徳之島での助産師生活(大阪府出身 助産師 6年目)
私が徳之島に来て1年半がたちました。
元々は大阪の総合病院で助産師として勤務、地域周産期母子医療センターであり分娩件数も多く、様々な症例を経験できる環境でした。
しかし、多忙な状況で一人一人に対して深く関わることも出来ず、流れ作業のように感じてきました。
また看護師免許を持っているにも関わらず、一度も成人看護を経験した事がないのもどうなのかと思っていました。
そこで昔から興味のあった離島に行ってみようかなと考え色々と調べ、両親の出身である徳之島に行ってみようと思い今に至ります。
私が勤務する徳之島徳洲会病院バースセンターは、2階病棟に併設されており男女混合病棟です。今までは産婦人科ばかりだったので、男性の受け持ちには違和感ありましたがすぐに慣れる事ができました。
内科、外科、小児科と様々な科の患者さんが入院されており、新生児から高齢者までと対象患者さんの年齢層は幅広いです。
実際に働いてみてハイリスク母子の入院もあったり、本土ほど数は多くないですが月1、2件ほど、切迫早産や前置胎盤などのハイリスク患者さんもおられますので、そこまで本土とは変わらないなと思いました。初めての成人看護で不安だらけでしたが、分からない事などを聞きやすい環境で沢山のことを教えていただいています。
何例か搬送にもあたり、離島ならではのヘリ搬送や民間機搬送を経験できました。
離島では時間や天候に左右されることもあり、妊産婦や新生児の状態を常にアセスメント・報告する事が大事だと実感しました。
また島に移動する直前に、飼っていたペットを連れて行っても大丈夫か突然相談したのにも関わらず、一時的にですが一緒に住めるように手配していただきました。
その後ペット可の物件を探していたところ、無事に見つかり引越しも完了。
今ではワンちゃんもすっかり島の生活に慣れ、友達もたくさんできました。
徳之島に来てからはコロナの影響で外に出る機会が減りましたが、色々な思い出を作りたいなと思います。
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