奄美大島:笠利で過ごした日々(大阪府出身 看護師8年目)
毎年、離島巡りをすることが大好きでした。
コロナになってから自粛ムードが続きなかなか旅行へ行けない中で、奄美に友人がいることをきっかけに数ヶ月だけでもいいから住みたい!と思い立って今回結の島ナースへ応募しました。
台風で出発日が延期になりましたが、笠利病院のスタッフ皆様が優しく受け入れて下さったので本当に感謝しています。
私は療養病棟で勤務しました。
患者様は一般的にすぐに治療しなければならないというよりは、病気を持ちながら穏やかに療養される方が多く疾患もさまざまです。
高齢者が多く、100歳超えた方もいらっしゃいます。
以前は急性期で働いていたので、1日に受け持つ患者様の人数の多さや処置など業務で慣れないこともありましたが、スタッフが優しく教えてくださるので少しずつ病棟に慣れていくことができました。
また島ならではと思ったのは、台風避難入院やハブに咬まれて入院する方がいたことです。
台風前に酸素が必要な患者様などは事前に入院します。珍しいケースですが、ハブに咬まれて入院治療する方が年1例ほどあるそうです。
笠利病院はスタッフ含め患者様同士もとても明るく、和気あいあいとしています。
たくさん可愛らしい方言が聞けて楽しい毎日でした。(本当に「はげー」って言うんや!と)
生活面では、9月は台風も多いとのことで天気予報と睨めっこする毎日でした。
私は台風には慣れていないため、スタッフの皆様から食料調達のことや停電に備えておく事などなど島暮らしに必要なことをアドバイス頂きとても助かりました。
奄美観光は今まで何度かしていたので笠利へも行っていたはずだったのですが、いざ住んでみると島の雰囲気が変わって見え景色も空気もとても穏やかでステキな毎日でした。
笠利の海は特別キレイで青さに魅了されます。暇さえあるとドライブへ行って波の音に癒されていました。
病棟からも海が見えて、なんて贅沢な毎日なんだろうと思います。
9月から勤務して約4ヶ月の期間でしたが本当に濃い1日1日を過ごせました。
少しの間でしたがスタッフの皆様がとても優しく受け入れてくださり感謝しかありません。
本当にお世話になりました、ありがとうございました!
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