沖永良部島で感じたこと(岡山県出身 看護師5年目)
沖永良部徳洲会病院で働いて8カ月が経とうとしています。
以前他の離島で看護師をしていたことがあり、もっと離島医療を勉強したいと思ったことが結の島ナースを選んだきっかけでした。
しかしここに来るまでは「沖永良部島」の場所や名前すら知りませんでした。
ですが8カ月が経った今、私は沖永良部島を大好きになってしまいました。
今回はその沖永良部島や、沖永良部徳洲会病院の魅力を少しでもお伝えできればと思います。
沖永良部徳洲会病院は島で1番大きな病院であるため、出産からお看取りまで島民の一生を担う病院です。
また電子カルテやCT、MRIも揃っていたり、定期的な勉強会も開催されていて、離島だからと諦めるのではなく、離島だからこそできることがある、という理念をもって皆さん働かれています。
私が働く3階病棟は一般病床、HCU、地域包括病床を併せ持つ病棟のため、急性期から慢性期の患者様までさまざまな方が入院されています。
島民との距離が近いため、退院した患者様と近くのお店で会うことも多々あります。
入院していた方が元気に地域で過ごしている姿を見れることはとても嬉しいことですし、離島医療の魅力だと思います。
また先日は島外に搬送となった患者様が急性期の治療を終えて3階病棟へ戻ってきたため、みんなで「おかえり」と言ってお迎えしました。
このようなことも離島でしか経験できないことで、貴重な経験をさせて頂いているなと思います。
また沖永良部等の自然はとても綺麗で、休日はケービングやダイビングでリフレッシュしています。
病院の窓からは大きな海が一望できて、患者様と海を見ながらお話しするのもとても楽しいです。
さらに、沖永良部島の最大の魅了は「人の暖かさ」だと思います。
島に来てばかりで心細かった時も、病棟の方が自宅に招待してくださったり、患者様も 内地から来た と伝えると島のことを教えてくださったりして、すぐに島に馴染むことができました。
8カ月という短い期間ですが沖永良部島でたくさんの経験をさせて頂き、充実した毎日を過ごすことができています。
結の島ナースとして沖永良部島で頂いた優しさを少しでもお返しできたらいいな、と思っています。
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