奄美100日生活(前編)(岩手県出身 看護師6年目)
私は冬が長い岩手県で生まれ育ち、暖かく海が綺麗な島で暮らすことにずっと憧れていました。
関東で6年間の臨床経験を経て、結婚し今後の生活スタイルや家族計画を考える中で、島暮らしへの憧れや離島医療への興味から、離島で働くなら今という思いが強くなり、夫の理解もあり3ヶ月の契約で9月から奄美大島に来ました。
瀬戸内徳洲会病院では希望通り外来に配属となりました。
外来業務は、通常外来の他に救急外来や訪問・内視鏡・中材・特診・手術介助など多岐に渡りますが、経験や希望を考慮してくださり、私は主に通常外来・救急外来に従事しています。
外来業務中は内地との違いを感じることも多く方言などにも戸惑いましたが、周りの方や患者様が優しく教えてくださるので方言を覚えていくことも楽しみの一つになっています。
また診療科に関わらず、断らずに診療をすることにも驚きました。
今まで勤めていた関東の病院では専門分野の医師が診察を行っていましたが、瀬戸内町の総合病院は1つだけで地域医療の中核を担っているので、診療科が内科であっても、整形や皮膚症状・頭部外傷などの初期対応を行うことも多く、知識や対応力が求められる場面でもあるため勉強になっています。
また内地に居た頃は、多忙から患者様対応で業務的になってしまうことがあり心の葛藤もありましたが、ここに来てからはそのように感じることがありません。
患者様との心の距離が近く、忙しい中でも治療や入院に対して患者様や家族の望む形や選択になるような提案やサポートをしていることや、サポートしたいという思いが伝わる姿勢が素敵だと感じてます。
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