一期一会 (東京都出身 看護師:7年目)
~なぜ結の島ナースを選んだのか?~
コロナが流行る前はワーキングホリデー(以下ワーホリ)で海外へ行っていました。
ワーホリ前は急性期病院で勤務していましたが、忙しい毎日でただただ仕事をこなしていき刺激のない日々を過ごしていました。
海外へ再び行きたかったですが、今も尚収束する目処が立たない状況で行くことができず。
どこかの病院で常勤職員になることも考えましたが、常勤になることで次へのステップの踏み出し辛さを感じていました。
自分のこれからを考えていた時に、海が好きなため海が綺麗な所で勤務したいなと思い「海 看護師」と検索したところ”結の島ナース”が検索結果で出てきて、募集要項などを読んだらこれだ!と直感で応募しました。
来るまでは奄美群島のことは無知で観光でも来たことがありませんでしたが、エントリーしてからは、実際勤務するまでのわからないことなどを気軽に相談することができて良かったなと思います。
~離島看護師として勤務して~
看護師歴は7年と記載していますが臨床経験は浅く(3年)、海外へ行っていたブランクもあり勤務できるか不安もありました。
島のゆったりした流れを過ごすことができるのではないかと思い、最初のエントリーは名瀬徳洲会病院の療養病棟を選択しました。
実際勤務すると急性期病棟とは違う忙しさはありましたが苦にはならなかったです。
そう感じたのは看護師や介護スタッフのみなさんのおかげだと思います。わからないことがあれば気軽に聞くことができました。
自己の知識や臨床経験が浅いことを痛感させられることもありますが学びになっています。
私は3つの病院(名瀬徳洲会病院・笠利病院・喜界徳洲会病院)で勤務し、喜界島が1番印象強いため少し書かせて頂きます。
元々は喜界徳洲会病院で勤務する予定はありませんでしたが、ご縁で奄美大島からの応援という形で、喜界徳洲会病院の一般病棟、介護病棟へと2度行かせて頂く機会がありました。
驚いたことは喜界島は全人口が少ないため(約7000人)、入院された患者さん同士やスタッフ同士が親戚や知り合いということが日常茶飯事だったことです。
都心でそのようなことは考えられないです。
奄美でも島や集落が異なれば方言も違います。
聞き取りができない場合の方が多く、そんな時は訳してもらっています。
~都心と離島病院の違い~
病院によりますがマンパワー不足という事と、設備も古いことが多いです。
医師の数も常勤が少ないため島外から診察のために来られたり、徳洲会グループの他県からの研修医が応援で来られているため入れ替わりが多いなと思います。
病状によっては急を要する状態、治療できることが限られているため島外搬送もあります
~生活編~
移動手段について、私は1年程度は奄美群島にいたいなと思っていたため、奄美大島に来て直ぐに破格の値段の中古車を購入しました。
マンスリーでレンタカーも借りられますが、半年以上勤務を予定している方は車を購入した方がおすすめだと思います。
少しの買い物なら自転車でも充分かと思いますがせっかくの離島生活を楽しむなら、奄美大島は北部から南部まで2時間程かかる大きい島ですので、車はあったほうがいいです。勤務期間が短いようならマンスリーでレンタカー借用もありです。
バスも走ってはいますが本数が少ないのがネックです。
奄美大島はお洒落な飲食店や飲み屋街もあり、ネット通販も少し時間はかかりますが問題なく届く(島によっては規制あり)ため、生活の不便さは感じません。
驚いたことは台風があると船が欠航し物資が届かなくなることです。初めてスーパーの陳列棚がスッカラカンなのを見たときは衝撃的でした。
地元の方が台風が来ると話していた際には物資確保に尽力した方が良いです。
また天気はコロコロと変化するので天気予報は当てにならないです。
冬は意外と寒く半袖では過ごせないため、冬過ごされる方は長袖とパーカーなど羽織れるものがあった方が良いです。
ヤモリや虫などはどこからともなく現れます🙄
喜界島に関しては奄美と比較すると飲食店はとても少ないですが、地元の方が経営されているためローカル感を味わえます。
また離島へ行けば行くほど輸送費がかかるため物価が高いなという印象です。
支払いに関してはキャッシュレス決済を導入しているお店、スーパーも多いかなと思います
~休日の過ごし方は?~
奄美へいた時はウミガメが泳いでいる海があるため亀を探し一緒に泳いでいました🐢
また、ウェイクボードやダイビング、シュノーケリングもしてました。
海が綺麗なのでマリンスポーツをするにはうってつけです。
奄美には海、山、川あり、マングローブもありと自然に溢れています。
海に落ちていく夕日が綺麗なので来た際にはお気に入りのスポットを探してみてください。
喜界島では職場の応援者や地元スタッフの方とドライブ(島巡り)、美味しいお店での食事を楽しんだりしています。
地元の方にお誘い頂きバレーなどのスポーツにも参加、夏に向けて宅トレ中です。
喜界島にも綺麗な海があるため、もう少し暑くなれば海に入れそうです。
また病院の総務主催の農業体験にもたまに参加させてもらっています。
奄美へいた時とは違う新たな楽しみがあり楽しいです。
~最後に~
あっという間に1年が終了しようとしています。
まだ奄美群島へいたい気持ちがあるため2年目へ突入予定です。
今は応援からの応援で喜界徳洲会病院で勤務させて頂いています。そこで仲良くなった大切な友達ができ、喜界島生活が楽しいのでもう少しお世話になります。
そして夏は違う離島で新たなスタートをしようと考えているところです。
多くの出逢いがあるのは離島ナースの醍醐味です。人として多くの人生経験を多く積む事もできると思います。
都心に比べたら商業施設はおろか遊ぶ場所も少なく不便に感じるかもしれませんが、多くの自然に触れられ、人々と交流し人の優しさ感じることができ、
お金で買うことのできない大切なものを得ることができるのではないかと思います。
この1年で出逢って頂いた方に感謝しています。
あと数ヶ月したら夏が来ます、2年目も楽しみたいと思います。
奄美群島の夏は最高です‼︎
悩んでいる方やお話を聞きたい方がいたらまずはお気軽に相談してみてください😌
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