結の島ナースとして、与論島・奄美・喜界島の3島で勤務( 鹿児島県出身 看護師11年目 )
僕は離島の出身で、本土で10年ほど看護師として働いていました。
離島の医療が気になってはいましたが、働き始めるきっかけがありませんでした。
そんなときに結の島ナースを知り、自分で勤務する期間を決めれるならまずは試しと思い、与論徳洲会病院へエントリーしました。
初めは3ヶ月の予定でしたが居心地が良く与論島で1年間勤務、その後奄美大島:名瀬に異動し、応援依頼があったので最初は1ヶ月の予定で喜界徳洲会病院へ。
その後病院が1つしかない喜界島の方がやりがいがあると感じ、喜界徳洲会病院へ異動させてもらいました。
結の島ナースとして1年と10ヶ月、与論島・奄美・喜界島の3島で勤務しましたが、最後に勤務した喜界徳洲会病院のことをメインに書きたいと思います。
僕が配属された病棟は一般病棟で働きやすかったです。
結の島ナース・RIKAJOBからの入職を含め島外から来られたスタッフが多い為、それぞれ色々な知識を持っている方が多かった印象です。
新しいスタッフが来ても、地元のスタッフと同じように平等に接してくれました。
また看護師が看護業務に専念出来る様に、看護助手さんが大勢勤務してくれているので助かりました。
僕が働いた3つの病院の中だと、助手さんの働きが1.2を争うぐらいてきぱきとしているなと感じました。
都会の病院との違いをあげると、物品や設備が少し古いです。
しかし都会でも古い物品を使っている病院はたくさんあるので、離島でこれだけあれば充分なのかなとも思います。
また徳洲会という大きなグループなので、勤務管理やハラスメント対策などは本土の個人病院より整っていると思いました。
徳洲会グループの電子カルテは直感的に操作ができ、慣れるととても使いやすいです。
医師については、研修医の地域研修枠で全国から来てくれる研修医の先生とスタッフとの距離が近く、一緒に学ぶことができました。
プライベートについて、僕は釣りが好きなのですが、与論や奄美と比べて魚影が濃く楽しめました。
喜界島の釣り人は親切な人が多く、仕掛けやポイントなどを教えてくれます。
釣りが好きな人、釣りを始めてみたい人は絶対喜界島が良いです。
海は近いですがビーチは数えるほどしかないので、ビーチでゆっくりするのが好きな人は与論島もおすすめです。
離島と本土で働いてみての違いとして、ルールの違いはありますが病院を変わればルールが変わるのはどこでも一緒だと思います。
「生命力の消耗を最低限におさえ生活過程を整える」という、看護の原則は離島でも本土でも同じです。
もし離島看護や島での生活に興味をお持ちの方、まずは思いきって行ってみることをおすすめします!
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