海なし県生まれの私の、初めての離島暮らし~秋・冬編~ (山梨県出身 看護師5年目)
10月の最初の方はまだ海にギリギリ入れます。観光客が少ないタイミングを狙って、10月上旬に与論島に遊びに行きました。
奄美大島から奄美群島の島々へはアクセスが良いので、1泊2日などでふらっと遊びに行けます。観光の方も割と少なく百合が浜を堪能する事が出来ました。
10月最初はまだ百合が浜を見る事が出来るので、この時期はおすすめです。
また夏を終えたこの時期になると、帰る結の島ナーススタッフが多いので、別れの季節でかなり寂しくなります(笑)
島の方には奄美は秋や冬はやる事がないよ!と言われましたが、探せば意外とやる事あるぞと思いました。
確かに海に行って泳ぐ事も無くなりましたが、天気の良い日は海を眺めたり、大浜公園や国直海岸、宮古崎の夕日を見に行ったり、そばにある自然との生活を楽しみました。
また大島紬を仲の良いスタッフ皆で着付け体験をしたり、泥染体験をしたり集落巡りをしたりと、夏が海遊びで忙しかった分 秋・冬はゆったりと奄美の文化について触れ、学ぶ事が出来ました。
また、10月には勇気を出して奄美三味線を購入し、教室に通い始めました。
私が通っていた名瀬の奄美三味線教室はマンツーマンで基礎から教えて下さるので、リコーダーも弾けない私がある程度は弾けるようになりました。
夜勤明けの日は家で練習したり、天気の良い日は海を眺めながら練習したりと素敵な趣味に出会うことが出来ました。
三味線を持っていると、島のおじい・おばあが「はげー(すごいねの意)感心じゃ」と嬉しそうに言ってくださり、またそこであれこれと島の事を教えて下さり、奄美三味線に挑戦して良かったと思います。
沖縄と奄美の三味線はバチも弦も弾き方も、唄の歌い方も違います。ご存知でしたか?
その違いを知れたのも楽しかったです。なので奄美の冬は三味線教室かなりおすすめです!
冬になってくると職場の地元スタッフとも仲良くなり、結の島ナースの友達だけじゃなく島の方とご飯に行ったり、釣りに連れて行ってもらったり、一緒にドライブする事も増えました。
また加計呂麻島で仲良くなったおじいが名瀬に遊びに来る事もあり、島っちゅの人と遊ぶ事も増えたと思います。
それから奄美でもコロナ陽性者の数が増えてしまい、友達や島の方とご飯に行ったり遊びに行く事がかなり減りましたが、
その中で自宅でも練習できる三味線で良い時間を過ごす事ができ、上達もできたかなと思います。
島の方と仲良くなり、「奄美ハゲー音頭」のバックダンサーを務め、YouTube撮影も実施したりしました。
瀬戸内町や加計呂麻島で皆で楽しく撮影し、島の方と1つの作品を作れたのは私の素敵な思い出の1つです。
与論島以外にも喜界島・徳之島・沖永良部島に遊びに行きました。
奄美大島からフェリーでなら、少し時間がかかりますが安く行く事ができます。
実際に奄美大島:古仁屋港から徳之島までは、離島割引を使わずに2,300円で行く事が出来ました。
アイランドホッピングかなりおすすめです。島によって方言も違うのが印象的でした。
以上、プライベートを中心に書かせて頂きました!
振り返ると奄美の「ゆいの心」という言葉通り、人々の繋がり・優しさ・温かさを結の島ナースとしてたくさん感じる事が出来ました。
奄美は一度離れますが、離れた今でも「病院で診たあの患者さんは元気かな?」、「加計呂麻のおじいは今日も元気にビール飲んでるかな?」など、考えてしまいます。
そんな素敵な出会いがきっとたくさん奄美にはあります!
ぜひ、結の島ナースにエントリーしてみて下さい!
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