体験ナースの声(喜界)
島の人々との生活を通して (岡山県出身 看護師:9年目 )
現在徳之島徳洲会徳洲会病院に任期して9カ月が経ちますが、あっと言う間に時間が過ぎ去った様に思います。
去年の6月来たばかりの頃は、島の歴史や文化に触れ、離島の地域性について学び慣れ親しんで参りました。
職員の方でも土地を持っている方が多く、作物を育て分け与えるなどお互いの生活を支えてこられた背景がある様に思います。
職務におきましては初めの頃と比べ業務に慣れを感じる所もあり、同時に今の私に一体何が出来るを考える様になりました。
それは患者の方、そのご家族、そして職員に対してです。
徳之島徳洲会病院は島で唯一の救急機関でありながら圧倒的な人員不足の中、島民の受入れを24時間しています。
本島であればなぜ断らないのかといえる選択があるかもしれませんが、ここには断れない現状があるということです。
個人的な事ではありますが、先日応援として来られた看護師とチームをつくり、院内で急変対応の勉強会を開催する事ができ、大変良い機会となりました。
離島医療を通して成長した事‥、いまだに模索中です。
何を問題にするのか、何に気付けるのか、そこに自分らしさが出ると思います。
そこで見つけて頑張っていくのみです。
▼前回の記事はこちらから
2019.10.24 離島医療のやりがいを感じさせてくれる徳之島
お問い合わせはこちら矢印アイコン